葉月里緒奈 -叫-

なかなか、基本に忠実な手法で攻めてきます。
映画でドキドキさせるのは、この方法でしょう。
出るかな出るかな・・・
ほっとさせて、次の瞬間・・・
と、手順通り。
でも、なんか全部小さな仕掛け。

とりあえずは、役所広司を中心に、謎を増やしながら
慎重に話が進んで行き、、、
亡霊が出だしてから、少しちゃちな感じに
なっていっちゃう。
サスペンスチックに進んだ方が良かったなー

細かく、えっ、と思わせられる謎解きをしながら
新たな情報を与えてくる。
そして、核心へ近づいていくので
けっこう、飽きずに観ていられる。

亡霊役の葉月里緒菜は、久々に顔をみるような。
しかし、なんとも恐怖感のない怨霊だこと。
役所広司の家に現れるシーンなんて、もう！

ところで、葉月里緒菜は、少しはふくよかになったんだろうか。
昔の写真集は、痛々しかったなー

そして、役所広司さん、あなた、やっぱり。。。
ある意味、一番のどんでん返しですか。
つまらんような気もしましたが、
そこそこ、楽しめたのかもしれない映画でした。

2006年製作、本編約104分

監督：
黒沢清

出演：
役所広司
小西真奈美
葉月里緒奈
伊原剛志
オダギリジョー

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