イバナ・バケロ -パンズ・ラビリンス- | ぐぅちゅえんの見たり読んだり

イバナ・バケロ -パンズ・ラビリンス-

true-Pans_Labyrinth見終わった後に、何とも不思議な気持ち・・・
可哀想なのか、幸せだったのか。
結局、現実と非現実を錯誤しながら見せて
少女の結末を考えさせる物語だったのだろうか。

少女オフェリアが入って行くのは
ファンタジーといっても、ダーク系。
そして、彼女の置かれた現実世界は
ファシズムが支配する世界。
人によっては不愉快なシーンの連続。
口裂け女を連想してしまうシーンでは
嫁さんは目をそむけておりました。

ファシズム側の冷徹な大尉(少女の義父)、
何故か、ぐぅちゅえんは嫌悪感がわかない。
残虐なことも平然とこなしていくのだけれど、
心の中に何か芯の通っているように感じるというか
こんな時代に適応できた生真面目な軍人ということなのか。

ファンタジー世界のメイン牧羊神パンの正体が見えない。
あまりに言葉巧みだ。騙されてるのか?

監督のギレルモ・デル・トロ
これまでに観てきた「デビルズ・バックボーン」「ヘルボーイ」など、癖のある映画づくり。
気に入るかどうかは人それぞれ分かれそう。
ぐぅちゅえんは、今まで注目してみていた訳でもないのだけど、
これからはチェックかな。


2006年製作、本編約119分
Pan’s Labyrinth

台湾タイトル 羊男的迷宮
監督:
ギレルモ・デル・トロ 吉勒摩・戴・托羅
出演:
イバナ・バケロ
セルジ・ロペス 沙吉・羅培茲
マリベル・ベルドゥ 瑪莉貝爾・維杜
アリアドナ・ヒル
アレックス・アングロ
ダグ・ジョーンズ


「パンズ・ラビリンス」オフィシャル・サイト

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